I live in Kyoto.

recalです。

昨日は、京都でTOEFL iBTを受験してきました。
五条のテストセンターは、京阪の清水五条駅から東に徒歩3分程度でアクセス良いし、割と綺麗なのでおすすめです。受験者の席の間に仕切りも設けられてて集中しやすい。
関西の中では人気なのか真っ先に予約が埋まるので注意が必要です。(京都在住の方は他に京都大学も候補地にありますが、滅多に予約候補に現れません。)
大体、二ヶ月前なら空いてて、一ヶ月前になるとほぼ埋まってます。

出来は相変わらず60点前後かなあって感じです、リスニングが下手すぎる…。
スピーキングの1問目と2問目(Familiar topics)は今回テンプレートを準備してみたので、効果があると良いなあ。

ここで、前回の記事で書いた様に、院試でTOEFLの点数がどれぐらい必要か整理しておきたいと思います。

<京都大学>
以前の記事で書いたように、京大の機械系ではTOEFL iBTの点数を院試の英語の成績として扱います。
点数の圧縮はされず、120点満点です。

京大の機械系にいた先輩に話を聞いてみたら、英語での足切りはなく、数学・専門を含めた合計点数で院試順位が決まるそうです。面接もないので、完全に実力勝負ですね。
また、受験者のTOEFL iBTの点数はだいたい、

80点〜:10人もいない
66〜80点:合格者上位
50〜65点: 合格者平均
〜49点:合格者下位

ぐらいじゃなかろうかという話でした。(上記の点数は公式に発表されたものではなく、あくまで先輩の主観です。40点あるかないかという人でも受かる人は受かってます。)
英語の配点が数学・専門に比べると少ないので、60点前後あれば内部生にも遅れを取ることはなさそうですね。

<東京大学>
東大の機械院試では京大と異なり、TOEFL ITPかiBTを選択することが出来ます。
ITPとiBTの間の点数の補正をどのように行っているか公式に発表されていませんが、どちらかを選択するのに不平等はないと明言されていたので、ETSの公式の換算表を用いていると仮定します(保証は出来ません。)
直近二年の院試の合格者平均点は『機械系大学院生の生活』にてnnさんが公表されていますので引用させて頂きます。満点は300点です。
2015年:187.8点
2016年:194.4点

300点満点で6割弱が平均点ということはわかるのですが、具体的にITP・iBTで何点程度取ればよいのかがわからないので、いくつか仮説を立てます。

この仮説の前提として、
・TOEFL ITPは最低点が310点、最高点が677点。
・TOEFL iBTは最低点が0点、最高点が120点。
・2011年に東大院を受験されたasariさん『東大院試(機械系)攻略ブログ』は、TOEICにおいて600点台前半、東大院試で5割弱を取得。
・2014年に東大院を受験されたnnさんは、TOEICにおいて710点、東大院試において6割5分を取得。
・東大の内部生は7月半ばに中間発表があり、本格的な院試勉強はそれから。数学・専門と並行してITPの勉強をする必要がある。
・東大院の受験者の9割はITPを受験。
・東大の内部生と英語の実力が近いであろう京大生の機械系のTOEICの出来は、
800点〜:上位、700点前後:平均、600点前後:下位ぐらいらしい(先輩談)。
を頭に置いといて下さい。

■仮説1:(TOEFL iBT スコア→)TOEFL ITP スコア ー 350 = 英語試験の配点
(ITPスコアにおいて350点以下は0点、650点以上は300点とする。)
この換算は東京大学大学院 工学研究科 社会基盤学専攻の院試において採用されている換算方法です。
社会基盤学専攻においても、TOEFL ITPの点数を300点満点に換算しています。
この場合、合格者平均点はTOEFL ITPにおいて537.8〜544.4点になります。
前回の記事でTOEFL↔ TOEICの実力の換算値を載せたので参照すると、
TOEICの実力で言えば、 846.2〜875.1点です。

■仮説2:(TOEFL iBT スコア→)TOEFL ITP スコア ー 310 = 英語試験の配点
(ITPスコアにおいて610点以上は300点とする。)
この場合、合格者平均点はTOEFL ITPにおいて497.8〜504.4点になります。
TOEICの実力で言えば、 671.6〜700.4点です。
まあ、妥当っちゃ妥当な点数な気がしますね。 受験生お二方の得点と近いですし。

■仮説3: (TOEFL iBT スコア→)TOEFL ITP スコア ー 377 = 英語試験の配点
仮説2と異なり、ITPの満点677点にあわせる方法です。
この場合、 合格者平均点はTOEFL ITPにおいて564.8〜571.4点になります。
TOEICの実力で言えば、 964.2〜993点です。
ちょっと平均点にしては高すぎる気がしますね。

■仮説4: (TOEFL ITP スコア→)TOEFL iBT スコア ✕ 2.5 = 英語試験の配点
iBTの点数を300点満点に換算する方法です。
この場合、 合格者平均点はTOEFL iBTにおいて75.1〜77.8点になります。ITPの公式換算値だと540点前後。
TOEICの実力で言えば、 850点ぐらいです。

■仮説5:  (TOEFL iBT スコア→)(TOEFL ITP スコア ー 310) ÷ 377 ✕ 300 = 英語試験の配点
ITPの最低点である310点と最高点である677点をむりやり0〜300点に合わせる方法です。
この場合、 合格者平均点はTOEFL ITPにおいて546〜554.3点になります。
TOEICの実力で言えば、882.1〜 918.3点です。

■仮説6:(TOEFL iBT スコア→)TOEFL ITP スコア ÷ 677 ✕ 300 = 英語試験の配点
ITPの点数の得点率をそのまま300点満点に換算する方法です。
この場合、 ITPのマークシートに何も塗らなくても英語試験において4割5分が取得出来ることになってしまうのでこの仮説はあり得ないでしょう。

■仮説7:(TOEFL iBT / ITP スコア→)TOEFL CBT スコア = 英語試験の配点
新たなキャラ、TOEFL CBTのスコアに公式換算する方法です。
CBTはiBTが導入される前に行われていたPCベースの試験で、現在は行われておりません。
TOEFL CBTは0〜300点にスコア範囲があります。
この場合、 合格者平均点はTOEFL ITPにおいて520点前後です。
点数を見る限り、可能性はありそうですね。 でも、わざわざCBTを利用する理由がない気がします。

■仮説8:東大機械系独自の方法でITP・iBTの点数をそれぞれ300点満点に換算している。
そうなったら頼みは受験生お二人の結果から予測するしかないので、TOEFL ITPスコアで大体500点前後、TOEICで言うと700点前後というところでしょうか。

以上、思いつく限り仮説を立ててみました。

東大の機械系の受験を考えてる方は、TOEFL ITPにおいて500〜530点、出来れば550点
私のように他大学院の受験のためにTOEFL IBTを受験されてて流用を考えられている方は、60〜70点、出来れば80点を目安にされるといいんじゃないでしょうか。
(記載している内容に責任は持てませんので、自己責任でお願い致します……。)

もしこのブログを読んだ方でまだ1回生の方がいたら、TOEFL iBTスコアの有効期限にお気をつけ下さい。有効期限は2年間です。

ではっ

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