制御工学参考書

制御工学の参考書を紹介していきます。

制御工学は古典制御と現代制御の2つの科目に分かれますが、東京大学と京都大学で出題されるのは古典制御が大半で現代制御は可制御・可観測が問われるぐらいしか見たことがありません。
また、古典制御の計算で問われるのもラプラス変換や安定判別、根軌跡など一度手順を覚えてさえしまえば単純なものばかりなので演習を繰り返して本番で焦らないようにしましょう。

 

 

自大で使っていた教科書。この一冊で院試で必要となる古典制御で必要な内容はほぼ賄うことができました。演習問題の解説をされているサイトもあるのでそちらも合わせて確認して下さい。

Introduction to Feedback Control

 

 

こちらは現代制御の教科書。必要なところだけちら見していました。

 

 

上記二冊の演習本。演習問題の内容は教科書の方と重複してくるので別に必要は無かったかも。

 

 

振動工学の方でも掲載しましたが、振動工学と古典制御が一冊に収まっていて非常におすすめ。ぜひ一読して欲しい。

 

 

制御工学の問題がアホほど載っています。院試問題と教科書のほかはこの演習本を用いて、ラウス・フルビッツの安定判別法やナイキストの安定判別法、根軌跡・ボード線図の書き方などの練習を行いました。
もう他にやることがなくなったときに触れればいいぐらいやと思います。

 

 

JSMEの制御工学はわかりにくかったので、院試に限れば別に必要はないと思います。他の教科書に載っていない内容を調べたいときに時々閲覧してた程度でした。

 

制御工学はこんなところです。院試で問われる内容も、微分方程式を立て、ラプラス変換して伝達関数を求め、安定判別して最終値の定理を用いる等、ある種のパターン化されているので演習を繰り返せば完答を目指せると思います。早めに対策して空いた時間を流体力学や伝熱工学に回したいところです。

ではっ

Comments

  1. 名無しのたい焼き

    神大工学研究科機械工学専攻志望してます。
    院試の制御工学を解くのに、現代制御の知識は必要でしょうか?

    1. recal

      要りそうですね、過去問で問われていたのは可観測性に関するところなのでそこまで踏み込んだ内容ではないですが。

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